ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ
核兵器廃絶を求め全国から広島、長崎をめざす国民平和大行進。6月30日から7月7日までの府内行進は、参院選真っ只中で行われました。7月4日の大阪市内行進。幹線コースのスタート地点、住吉区役所には東中書記長と医療労組おおさか3人が集合。書記長が持つ府本部ノボリはアンフィニ争議勝利記念で贈られた鮮やかなピンク色、この日がデビューとなりました。9時出発の行進には途中参加や網の目行進からの合流などを経て旭区役所まで。ドラムでリズムを取りながら「核兵器をなくそう」「ノーモア・ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」と元気にアピールしました。
核兵器廃絶を求める声が世界に広がり、国連加盟国の7割以上が核兵器禁止条約の交渉開始を求めています。被爆国・日本はその先頭に立って核兵器廃絶を訴えるべきなのに国連総会では核兵器禁止に関する決議に棄権し続けています。昨年の安保法制=戦争法の審議では、自衛隊が他国の後方支援として核兵器を輸送する可能性があるとの答弁(防衛大臣)も出ています。
憲法を改悪し「戦争できる国づくり」をめざす安倍政権。7月10日投票の参院選で改憲勢力が3分の2を占める結果になりました。一方で米軍基地が集中する沖縄では「オール沖縄」のイハ洋一さんが自民の現職大臣を破るなど32の1人区のうち11区で野党共闘の候補者が勝利しました。「戦争法廃止」「憲法守れ」とこれまで積み重ねてきた共同の取り組みをいっそう強化し、改憲勢力の暴走ストップ、いのち・平和・くらしを守る社会を実現させましょう。