女性部

 

2016年12月4日 定期大会開催

  •  女性部第29回定期大会を12月2日に開催、12単組22人が参加しました。
     まず来賓の府本部田中副委員長より「15世紀の大航海時代、収奪、植民地支配が生まれ、それを克服するのが20世紀だった」という話から「民主主義は多数決ではない、国民一人一人が成長し、差別のない社会を支えるのが労働組合」という、とても勉強になる挨拶をいただきました。
     大会恒例のミニ学習、今回は府本部の大先輩である井筒百子さんから「女性活躍推進法」のあらましや、安倍政権の狙う女性の活躍する社会とはどのようなものかについて話していただきました。話の中に「本質を見る眼をやしなう」というフレーズがあり、まさに学習を重ね、何が真実かを見分けて発信していく重要性を再確認しました。
     討論では久しぶりに出席した代議員もいて、和気あいあいの雰囲気で職場の様子等が語られました。医科大・松浦さんからは裁判支援の訴えもありました。大会終了後は近くのイタリアンで交流会。料理もすごくおいしくてみんな大満足でした。
     今期も、学習を力に、医科大・松浦さんの裁判支援をはじめ、女性の地位向上のために闘うとともに、大阪で開かれる女性センター総会成功に向け行動していきます。

2016年10月7日 学んで交流!「他人事ではないよ 下流老人」

  •  10月7日(金)、全日本民医連副会長の長瀬氏を迎え、学習交流会を開催しました。
    長瀬氏は世界の国々の社会保障や教育制度の状況と日本の現状を比較し、「日本の常識は世界の非常識」と話されました。
     世界では教育や医療の無料化は常識であり、高額な費用のかかる日本、韓国、アメリカが最も異常な状況であると強調されました。 平均年収30万円のキューバが国民の健康度では先進国並であり、すべての子どもが3才までに13種類のワクチンを無料接種されるなど、実例もあげてわかりやすく説明されました。
     さらに、労働組合の社会保障闘争の重要性や「しなやかにたたかう」ことが求められていること、そして今こそ労働組合の出番であり、運動の発展が期待されている、と大変元気の出る内容でした。
    その後、5人のフロアー発言や感想などを出し合いました。
    もちろん!学習会の後は楽しく交流会も行いました~!

スローガン「よく学び、遊び、闘う」 女性部定期大会

活動報告写真

 12月4日の第28回女性部定期大会に9単組22人が参加しました。
 恒例の学習会は全大阪生活と健康を守る会事務局長江田さんより、「憲法が生かされる豊かな大阪に!大阪の社会保障をめぐる動きについて」と題して主に大阪の生活保護行政について学習。大阪は沖縄についで高い貧困率。国民生活を守る最後のセーフティネットである生活保護は基準を引き下げられ、大阪ではさらに申請の厳格化、扶養の強化、不正受給の厳罰化などの改悪がすすめられています。生活保護基準は最低賃金や各種減免制度にも影響しており、労働組合として社会保障闘争に取り組む意義を知ることもでき大変有意義な学習でした。
 大会では、各職場の状況、闘いがそれぞれの代議員から語られ時間が足らず、交流会へと続きました。今年を振り返ると情勢は本当に厳しく、大阪は維新との闘い等もありました。そのような中みんなで自分たちの要求を実現するために本当にがんばった一年だったと思います。これから一年一層厳しくなる情勢に対応するため、「よく学び、遊び、闘う」のスローガンは変わらず存在感を発揮していきたいと思います。そのためにも最強の役員メンバーを選出して大会を終えました。


◎女性部役員体制
部 長 浜まき代(直属) 
副部長  松下幸美(直属)
書記長  西村祐美子(協立)
書記次長 小西葉子(協立)
常任委員 新舛陽子(西淀)、
     國本園子(ムーブ)、
     松岡和代(おおさか)