自ら学び、自ら育つ 全国一般の次世代を担う仲間

 

 全労連・全国一般自世代委員会の第5回総会が10月29~30日、鹿児島県知覧で開催されました。大阪から4名と宮城、千葉、東京、京都、広島から計11名が参加。
 1日目の総会では「きけ、わだつみの声」のDVDを観賞し、翌日の知覧特攻平和会館見学の事前学習。その後、総括と次年度方針を確認。来年2月25~26日予定の第9回全国学習交流会の内容を検討して1日目は終了。
 2日目は朝9時にホテルを出発し、知覧特攻平和会館へ。午後まで資料館を見学しました。


参加者の感想
<五感に響いた命と平和の大切さ>
 安保法の強行採決、南スーダンへのPKOの自衛隊派遣など、日本は明らかに戦争への歩みを進めていると感じています。知覧特攻平和会館やほたる館を訪れて、命の尊さ、戦争のむごさ、平和のありがたさを、これまで生きた経験を通して五感で感じることが出来ました。当時、特攻や戦争で亡くなった多くの日本人をはじめ、日本軍に殺された相手国の方々の犠牲は、今を生きる私たちに何を遺したのか。再度真剣に考えないといけない時代だと感じます。日本の戦後の発展は、戦争で亡くなった多くの人の犠牲の上にあると感じますが、その礎となったのが世界に誇る「平和憲法」ではないかと、今回改めて感じました。語り部の方(80代くらい)は、「自らの命を顧みず、家族や愛する人の為に命を投げ打って祖国を救う。これは当時の教育の成功と言えるかもしれませんね…。しかし、このようなことは二度とこのようなことはあってはならない。」と静かに穏やかに話しました。知覧で見た事実、感じた事を地方組織や単組、友達、家族に伝え広げたいと思います。単組でもこのような平和企画をできればと感じました。(坂本)