2017年 原水禁世界大会

 私は7月7日に国連で「核兵器禁止条約」が採択されて初めて、という歴史的な原水爆禁止世界大会に西淀川医療労組の代表として参加しました。
 参加した分科会では、「日本の軍事費は5年連続増加、史上最高額を3年連続で更新している。一方で社会保障費は2017年度6400億円の自然増が見込まれるものを約5000億円に抑制している」と報告されていました。
 私は今の医療現場では社会保障費が削減されることで、必要な医療を患者に提供できない状態になっていると感じています。社会保障費をこれ以上削減すれば豊かで平和なくらしが遠ざかっていくように思いました。
 アメリカでは経済的利点を使って若者を軍隊へリクルートしており、奨学金や医療保険のために軍に入隊することも少なくないそうです。日本でも自衛隊の応募者数が減少する中、給付型奨学金の拡充が行われているそうです。貧しい若者は軍人になる道しかないというのはとても悲しい社会だと思いました。
 閉会総会では被爆体験を聞きました。生き残った者も後遺症や心の傷で死ぬまで苦しみ続けるということを知り、あらためて核兵器は恐ろしいと思いました。被爆者の「こんな思いを世界中のどこの国にもさせたくない」という気持ちを大切にしたいと思いました。
 日本は世界で唯一の被爆国ですが、世界中に核実験による被爆者が大勢いることを知りました。外国からの参加者も多く、被爆国である日本人はより関心を持たなければいけないと思いました。

                                西淀川医療労組 西村尚子